BlackVcube™（ブラックVキューブ）とは
BlackVcube™（以下ブラックVキューブ）はタイ原産であるブラックジンジャー（クラチャイダム）の有効成分を規格化した素材。
ブラックジンジャーはタイで古くから男性向けの滋養強壮食材として活用されてきた歴史をもつ。近年では男性機能やボディメイクに関する有用なデータが多数報告されていることから、注目が集まっている。
そんなブラックジンジャーの中に含まれる有用なポリフェノールの一種である「5,7-ジメトキシフラボン」を5%以上、「ポリメトキシフラボノイド類」を15%以上必ず含む抽出物がブラックVキューブである。
<由来原料>
ブラックジンジャー（クラチャイダム）
<規格>
5,7-ジメトキシフラボン：5%以上含有
ポリメトキシフラボノイド：15%以上含有
<推奨摂取量>
50mg〜120mg
＜性状＞
粉末
<製造会社>
Win Health International Co.
BlackVcube™（ブラックVキューブ）の効果と作用
ブラックVキューブは主に3つの分野における有用性が示唆されている。
①男性機能（勃起機能及び陰茎のサイズ）
②運動パフォーマンス向上
③ダイエット補助
これはブラックVキューブの原料であるブラックジンジャーに認められる、下記の作用によるものだと考えられる。
<ブラックVキューブの作用>
・NO（一酸化窒素）生成の増加
・勃起を妨げる物質「PDE-5」の抑制
・AMPKの活性化によるグリコーゲンとミトコンドリア数の増加
ブラックVキューブは保有するフラボノイド類の高い抗酸化作用により、血管の伸縮性を高めるNOの産生を強化し、性機能や運動パフォーマンスを強化する。
更に特異な点として、勃起を妨げる「PDE-5」を抑制することが、陰茎サイズへのポジティブな影響や男性機能面の顕著な効果につながっていると考えられる。
運動パフォーマンスにおいても、規格化されているフラボノイドがAMPKを活性化させることでエネルギーを増強することが確認された。
BlackVcube™（ブラックVキューブ）の研究データ
【試験①】
<試験デザイン>
試験方法：二重盲検ランダム化プラセボ対照比較試験
被験者：平均年齢65.05±3.56歳の健常な男性45名
グループ：
①プラセボ群（15名）
②25mg摂取群（15名）
③90mg摂取群（15名）
※Blackvcube®として約90㎎
条件：試験期間中、被験者は通常の食事を維持し、8週間にわたり1日1回のカプセル摂取を実施
<結果>
1.ペニスサイズへの影響
90mg摂取群では、以下のような顕著なサイズ増加が確認されました。
- 通常時のサイズ変化
陰茎長：約10%の増加（約9.8cmから10.8cmへ変化）
周囲径：約10.6%の増加（約9.4cmから約10.4cmへ変化）
- 勃起時のサイズ変化
陰茎長：約6.2%の増加（13.0cmから13.8cm）
周囲径：約7.3%の増加（11.0cm → 11.8cm）
一方、プラセボ群では約2.%のサイズ減少が報告された。
2.性的刺激に対する反応時間の短縮
90mg摂取群では、視覚による性的刺激に対する反応時間が平均約1.5分短縮された。
プラセボ群と比較すると短縮率は25%以上であり、有意な差である。
【試験②】
<試験デザイン>
試験方法：二重盲検ランダム化クロスオーバープラセボ対照試験
被験者：20歳～65歳の健常な男女24名
グループ：
①プラセボ摂取群
②30mg摂取群
条件：4週間の摂取期間、1日1回カプセルを摂取（プラセボと交互に実施）
<結果>
1.身体能力の向上
ブラックジンジャー摂取により以下の身体能力が有意に改善した。
・握力（左手）：+2.80kg （プラセボは+0.03kg）
・30秒椅子立ち上がりテスト：+6.27回（プラセボは+1.71回）
・5mタンデム歩行テスト（5-m tandem walking test）：-3.17秒（プラセボは-0.87秒）
・消費カロリ：+8.54kcal（プラセボは+1.13kca）
2.疲労軽減
日常の疲労感（VASスコア）：-5.14%（プラセボは-2.57%）
慢性疲労症候群スコア（CFS）：-2.75（プラセボは-2.38）
【試験③】
<試験デザイン>
試験方法：二重盲検ランダム化プラセボ対照比較試験
被験者：BMI 24～30kg/㎡の20歳～65歳の健常な日本人男女76名
グループ：
①プラセボ群（38名）
②150mg摂取群（38名）
条件：試験期間中、1日1回カプセルを12週間摂取し、日常生活（食事・運動習慣）を維持
<結果>
1.腹部脂肪の減少
ブラックジンジャー摂取群では、12週間後に以下のような有意な脂肪減少が確認された。
・内臓脂肪面積（VFA）：-3.67cm² （プラセボ群：+0.50cm²）
・皮下脂肪面積（SFA）：-7.79cm² （プラセボ群：+4.21cm²）
・総脂肪面積（TFA）：-11.46cm² （プラセボ群：+4.71cm²）
2.中性脂肪の減少
摂取群では、トリグリセリド値が10.3mg/dL減少し（プラセボ群は+5.2mg/dL増加）、統計的な有意差が確認された。
<参考文献>
※①Deema P. Effect of Kaempferia parviflora and Endurance Train ing on
Lactate Threshold in Humans. Phitsanulok, Thailand: Nar esuan University;2007.
②Wasuntarawat C, et al. No effect of acute ingestion of Thai ginseng
(Kaempferia parviflora) on sprint and endurance exercise performance in
humans. JSportsSci. 2010;28:1243-1250.
③Wattanathorn J, et al. Positive modulation effect of 8 week consumption of
Kaempferia parviflora on health-related physical fitness and oxidative status
in healthy elderly volunteers. Evid Based Complement Alternat Med.
2012;2012:732816.
④Promthep K, et al. Effect of Kaempferia parviflora extract on physical fitness
of soccer players: a randomized double-blind placebo-controlled trial. Med
Sci Monit Basic Res. 2015;21:100-108.
⑤Wannanon P, et al. Efficacy assess ment of Kaempferia parviflora for the
management of erectile dysfunction. Online J Biol Sci. 2012;12:149-155.
⑥Chalee S. Study of Efficacy and Anti-Inflammatory Effect of K. parviflora
Extract Cream in Osteoarthritis of Knee. Khon Kaen, Thailand: Khon Kaen
University; 2010.
⑦Matsushita M, et al. Kaempferia parviflora extract increases whole-body
energy expenditure in humans: roles of brown adipose tissue. J Nutr Sci
Vitaminol (Tokyo). 2015;61: 79-83.
※BlackVcube™（ブラックVキューブ）はWin Health International社の商標です。
